テレビでよく見かける、憧れの女優さん。
黒くて艶がある、ストレートなロングヘアーが、動くたびにサラサラっと風に揺れて、素敵!髪を無造作にアップスタイルにしている時も、雰囲気があって、憧れるなぁ。
そんな憧れの女優さんを目指して、頑張って髪を胸下の長さまで伸ばしてみたのに、なんとなく自分には似合わない気がする…。
そんなことありませんか?
街中でも、ロングヘアーで素敵だなと思える人、そうでない人、いますよね。
今回は、ロングヘアーが似合わないと自分でも思っているのだけど、ロングヘアーにしてみたい、という方のために、似合わせのコツをご紹介します。
目次
ロングヘアーの特徴
ロングヘアーは、重心が下の方にあるという特徴があります。特に、段差のないワンレングスのロングヘアーは顕著です。
毛が硬くボリュームが多い人がワンレングスに髪を伸ばすと、頭の形は大きなAラインになるので、頭が大きく見えます。髪の重さでサイドのボリュームは落ち着きます。通常は毛先の内側の量をすいて減らし、Iラインやひし形になるようにカットで整えます。
毛が細く柔らかい人がワンレングスに髪を伸ばすと、髪の重さでトップが潰れます。くせ毛の人は髪の毛の重さで根元の癖が伸び、まとまりやすくなることが多いです。トップのボリュームが少ない人は、トップに段(レイヤー)を入れてボリュームを出します。
ロングヘアーは、雰囲気は落ち着いて女性らしく見えます。特に、前髪を作らないヘアスタイルは大人っぽくなります。少し若さを出したい時は、前髪を短くすると良いですね。
ストレートのロングは、髪の毛の動きがなく、大人しいイメージです。素敵に見せるには、日頃からトリートメントなどでお手入れをして、髪の毛を傷めないように気をつけましょう。傷んでいる毛先はこまめにカットしましょう。
コテやカーラーで巻いたり、パーマをかけたり、ウェーブのロングは、華やかでエレガントなイメージです。巻くのもパーマをかけるのも、髪に負担をかけるので、傷めないようなケアが必要です。
ロングヘアーは、アレンジの幅も広いです。ストレートに下ろす、コテで巻く、ハーフアップ、ポニーテール、くるりんば、編み込み、夜会巻き…。アレンジによって、雰囲気も簡単に変えることができます。
ロングヘアーが似合わない人が似合わせるには?
身長が低い人
髪の毛と体の大きさとのバランスで、髪の毛が長すぎるとどうしても頭が大きく見えがちです。
頭を小さく見せるには、毛先のカットラインをV字に、前上がりのスタイルにし、顔周りの毛の長さを短くする、首の後ろのあたりにくびれを作ると、視線が上の方に行くので良いです。
小顔すぎる人
小顔な人は、本来、ショートヘアにすると、垢抜けた雰囲気になり、小顔の良さを生かせます。ロングヘアにすると、少し地味な印象になりがちです。
顔周りに段をたくさん入れたシャギースタイルやウルフカットなど、なるべく顔や頭の形を出して、トップや顔周りの毛に動きを出すと良いでしょう。
髪質の癖が強く、傷んだりパサパサしている
もともとの髪質で癖が強く、乾燥していたり、パサパサに傷んでいるのにボサボサに広がったまま髪を下ろしていると、清潔感を感じられません。
ヘアオイルで艶を出すとともに、ケアには気をつけましょう。縮毛矯正をかけるとスタイリングが楽になります。アレンジでまとめ髪も◎
髪のボリュームが多すぎる
髪の毛のボリュームが多すぎると、ロングヘアーは頭がかなり大きく見えます。量が多いから少なく梳けば良いのかというと、そうでもなく、梳くことによって、短くなった毛が髪の毛を押し上げ、余計にふくらむということもあります。
どうしてもロングにしたい場合は、縮毛矯正をかけて根元の立ち上がりを抑えてボリュームダウンすると良いでしょう。もしくは一つにまとめたり、編み込みなどのアレンジもおすすめです。
髪のボリュームが少なすぎる
ロングヘアーのスタイル自体、トップが重さで潰れやすいという特徴があります。トップのボリュームが少なすぎて、頭皮が見えていたりすると+10歳老けて見えます!
分け目のないスタイルにすることと、トップに段(レイヤー)を入れて、ふんわりとした立ち上がりをつけやすくします。トップの毛は立ち上がりやすいように、下の毛先に動きが出るようにパーマをかけたり、カーラーやコテで巻いて動きをつけてボリュームを出しましょう。
まとめ
今回は、ロングヘアーの似合わせのコツについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ロングヘアーが似合わないというのは、自分が似合わないと思い込んでしまっていると似合わないという、気持ちの問題だったりもします。
もし、今まで髪の毛をずっと短くしていて、これからロングヘアにするのであれば、「私はロングヘアーも似合う」と思いながら、毎朝、鏡の前でスタイリングすると良いですよ!
今回の記事が、あなたの素敵なロングヘアーのきっかけになればと思います。