3月は、卒業式シーズンです。
イベントの主役は子供の方でも、親として参加する以上は、周りの視線が気になりますよね。「素敵なママね」褒められるところまではいかなくとも、鏡に映った自分の姿に自信を持って参加したいものです。実際にダイエットなどで痩せることまでしなくとも、最低限、着やせでスッキリのスタイルを手に入れたいですよね。
ところで、着やせをするには、気になるところを隠すことだと思ってはいまっせんか?隠そうとしすぎると逆に強調する結果になることも。見て欲しい部分に視線を誘導させることが着痩せの基本です。
目次
着痩せの基本とは
【ボリュームのある部分を隠す】ことは、着痩せの基本です。でも「隠す」のは着痩せの50%でしかありません。残り50%は、視線を細く見える場所に誘導して【錯覚させること】です。この2つを使わなくては、着やせは成立しません。
隠すだけではなぜダメなのでしょうか?
一番太い部分が入る洋服で、見える部分を隠すということは、遠目からみると「大きな塊」に見えてしまうのです。お腹の膨らみを隠せても、お腹以外の細い部分が太く見えたら、意味がありません。
どこかを隠したら、どこか細い部分を見せなくてはいけません。視線をそこに誘導することで、錯覚を生むのです。それが、着やせテクニックの基本です。
ラインで錯覚
スリムに見せる上で欠かせないのは、全身のバランス作りです。ヒップやウエストといったパーツに固執するのではなく、頭からつま先までの形を美しく整えることでスラリと見せます。
着やせして見えるラインの代表はIラインです。全体のシルエットを縦長に見せます。小柄さんでも背が高くほっそり見えます。
Iラインの基本テクニックは3つです。
- トップとボトムを同じ色でつなげる。
- 広がりのないアイテムを選ぶ。
- 縦のラインを作る
すとんと落ちるタイトな形のワンピースに、同系色のタイツを合わせます。そこにアクセントカラーのストールやロングのネックレスを垂らすと縦のラインが加わります。中のワンピースと反対色のロングカーディガンやロングジャケットを重ね、前のボタンは開けておくと、中のワンピースが縦長に切り取られ、細長に見えます。
色や柄で錯覚
黒は着やせ色と言われますが、黒単体でまとめても補足は見えません。色や柄の中に黒を効果的に配することで、それがアクセントになり目の錯覚を生みます。
大胆な花柄や幾何学模様は目くらまし効果があります。柄の中に黒が入っていて、ほかのアイテムも黒で揃えると、引き締め効果が高くなります。
デザインで錯覚
シンプルでベーシックなアイテムは、体のラインをあらわにします。デザイン性の高いアイテムを選ぶことで、違和感なく体型カバーをすることができます。
一見シンプルに見えるVネックセーターでも、裾周りが広がっていたり、丈が前後で違っていると、体型をカバーしつつ、細身のシルエットに見えます。
細い部分を見せて錯覚
体の中のほっそりとした部分を見せるコーディネートを作ることで、気になる部分から視線をそらし、すっきり見せることができます。
具体的には、首、手首、足首です。
首周りはデコルテを見せると全身がほっそりして見えます。シャツのVゾーンを深くしたり、ボートネックで首から肩のラインを見せるのがおすすめです。
手首はシャツの袖を折り返し、手首を見せるとともに、バングルや腕時計で、手首を強調します。
足首はパンツやスカートの丈の長さです。ちょうど細くなっている部分が見えるような長さに設定しましょう。
まとめ
今回は、スッキリ着やせして見せるテクニックをご紹介いたしましたがいかがでしたか?
着やせをして見せるには、ボリュームのある部分を隠すことと、細くみせるように錯覚させることが大事です。
ライン・色や柄・デザイン・細い部分を見せるというテクニックを使うと、細く見えるように錯覚させることができます。
これから迎える大切な場面でのコーディネートの参考になればと思います。