髪を一つ結びできると、広がってブローが難しい髪質や長さの方でも簡単にきちんとまとめることができて良いのですが、「一つ結びにするとおばさんさんぽく見えてしまう(=オバ見え)」というお悩みをご相談される方が多いです。
今回は、髪を一つ結びするときにオバ見えしてしまうポイントを明確にすることで、オバ見え問題を解消する方法をお伝えします。
目次
オバ見えポイント①頭皮がはっきり見える分け目
自然に別れやすい位置で分けて結ぶと、頭皮や髪の根元がしっかり見えやすいです。
頭皮がしっかり見えると、トップの髪が薄く見え、それだけでも年齢が高く見えやすいのに加え、白髪がある場合は、白髪がある根本が光って目立ち、さらに年齢を感じさせてしまうことになります。
頭皮がはっきり見える分け目を目立たなくするには、トップの髪の根元の立ち上がりが重要です。
- 髪の根元が立ちやすいところから結ぶ位置まで後ろに髪をコーム等で梳かし、分け目をぼかす
- トップはふんわり感を残してきっちり梳かしすぎない
トップの髪の分かれるクセが強い方の場合は、オイルやバーム、ワックスを髪にしっかりなじませてからコームで梳かすと、髪が分かれにくくなります。立ち上がりやすくパサパサして見える「オバ見え」要素の一つであるトップのアホ毛も、周りの髪の毛になじんで目立ちにくくなるので良いですよ。
また、トップをふんわりさせるために、全体を緩く結ぶと、まとまり感が無くなり、疲れているように見えてしまうことも。
耳の周りから襟足の毛は、おくれ毛として下ろす毛以外は頭の形に沿って、たるみない状態でまとめ、トップ付近のみ、ふんわり感を出すと良いです。一度ゴムで結んでから、トップの髪を5㎜程度の束で少しずつ引き出します。
オバ見えポイント②こめかみの窪んでいる部分の骨格が見える
頭がい骨のこめかみ付近が窪み、顔の骨格自体が細長いと、年齢が高く見えやすいです。
また、こめかみ位置は白髪が多く生えやすい場所ですが、こめかみ真上の位置に生える髪の毛は他の髪より細くて柔らかい髪質であることが多いので、下ろしていても薄く、白髪の目立つこめかみ位置が見えてしまいます。
こめかみ位置を見えにくくするには、前髪の端の位置の髪の毛が頬骨にかかる位置まで、長めに伸ばすと、前髪の端の髪が、こめかみの窪みと生え際の白髪を隠してくれます。
結ぶことが多く、顔前に長めの髪が下りていると邪魔という場合は、長めに伸ばした前髪の端の髪を耳にかけ、こめかみが隠れるように少したるませた状態でピンで固定すると良いですよ。
オバ見えポイント③毛先のパサつき、広がり
髪の毛先が傷みやエイジングでパサパサしていたり、広がっていると、疲れて見えやすいです。
日頃からトリートメントで保湿を心がけることと、結ぶ際に髪全体にオイルやバーム、ワックスをなじませて束感やツヤを出すと良いですよ。
「オバ見え」しない一つ結びとは?
今回は「オバ見え」しない一つ結びの方法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
オバ見えない良いに気をつけるポイントは、
- 分け目
- こめかみ
- 髪のツヤです。
トップの分け目が目立たないようにふんわりさせつつも、シルエットが縦長になりすぎると年齢を感じさせるので、顔周りのこめかみ付近を前髪でカバーし、耳後ろから襟足は頭の形に沿って結ぶと、バランスを取りやすいです。
髪の毛が傷み、パサついたり、ツヤがないと老けて見えるので、髪をまとめる前に、髪全体にオイルやバーム、ワックスなどを馴染ませてあげるとツヤが出てまとまりやすくなり、扱いやすくなります。
ぜひお試しください。