春になって、暖かくなってくると、なんだかウキウキして、髪型を変えたくなりませんか?
3月は卒業式や年度末、4月は入学式、入社、新部署への異動など、イベントも盛りだくさんあり、それに合わせて髪型を素敵に整えておきたいですね。
春はイメージチェンジをするのにちょうど良い季節です。
【ロングの方がバッサリとボブやショートスタイルにカットしたい】、【ストレートの方がパーマをかけたい】、【暗かった髪を明るくしたい】、というのが春先に多い3大スタイルチェンジのオーダーです。
ヘアスタイルをイメージチェンジしたい時、顔型とのバランスをとるようにすると、素敵に見えます。顔型は卵型、丸型、逆三角形、四角形、ベース型の5種類に分かれます。それぞれの顔型を縦対横が3:2のひし型に近づけるようにすると、バランスが取れているように見えます。
目次
卵型
全体的に丸みを帯びた細長い形で、卵のような楕円形の輪郭をしています。理想的な顔型とも言われます。基本的にどんなヘアスタイルでも似合います。
トップには高さを出したり、センターパートにすると縦長になりすぎるので、前髪は下ろす感じで作ります。顔の輪郭が綺麗なラインなので、ショートヘアが似合います。
卵型でも少し面長な場合は、顔全体の曲線が減るため、おとなっぽい雰囲気になります。日本人ではこのタイプが比較的多いです。
サイドをふわっとボリュームを出し、前髪は幅広めで重めに作るとバランスが良く見えます。サイドや毛先に丸みを作ると顔の長さが髪型の丸みによって補正されます。Aラインのシルエットのボブスタイルや、毛先を巻くのもおすすめです。
丸型
縦対横が同じくらい。頬がふっくらしていて顎や額も丸みを帯びています。優しい印象があり、実年齢よりも若く見られることがあります。
ショートスタイルの場合はトップに高さを出し、前髪は真下には下ろさず、流すように作ります。サイドの毛は顔周りにかかるようにして、輪郭をぼかし、毛先は段を入れて薄くします。
ボブスタイルの場合は、前下がりのシルエットにすると、縦長のラインを強調することができておすすめです。毛先を軽くすることでひし型のシルエットになります。前髪は流すか、作らないでサイドの毛と一緒の長さに伸ばすと良いでしょう。
ロングスタイルの場合は、前髪の幅を狭くとり流すように作り、こめかみにかかる毛は顎を隠す長さに設定します。毛先を軽くすると、ひし型になります。
逆三角形
逆三角形の顔型は、頭のハチが張っていて顎が細く、縦対横が3:2のバランスです。洗練されたお洒落な雰囲気がありますが、クールでキツそうな印象にも見られがちです。
トップにボリュームを出すと、頭のハチは気にならなくなります。
顔周りから下半分は、ゆるいパーマをかけてボリュームを出すのがおすすめです。
前髪はパッツンにすると顔の横幅の狭さが気になるので、長めのセンターパートにして顎のラインを隠します。
四角形
四角形の顔型は縦幅に対して横幅が広く、額が狭くエラが張っていて顎が直線的です。行動的で頼りがいのある印象に見えます。
エラの印象が強く見える、フルバング、Aラインのシルエットの髪型、極端なベリーショートは避けたほうが無難です。
前髪は流すように長めに作ると良いでしょう。シルエットはトップに高さが出るようにボリュームを出し、顔の輪郭はぼやけるようにレイヤーを入れます。
長さは長めに設定して、パーマをかけたりコテで毛先にカールをつけると女性らしさを出せます。
ベース型
ベース型の顔型は、ハチとエラが張っていて、平面的で骨っぽい骨格です。男っぽく見られがちです。
幅広のパッツン前髪、肩の長さのワンレングスは、そのままベースのラインを強調するので避けたほうが良いでしょう。
トップの高さを出し、ハチのボリュームは控えめにします。エラより上にウェイトを置き、エラをカバーするような動きを出スト良いです。
前髪は斜めに流すと良いでしょう。
まとめ
ヘアスタイルをイメージチェンジするときは、顔型とのバランスを考えると素敵に見せます。
髪型のボリュームの位置を工夫することで、頭の形を良く見せることができ、小顔に見せる効果もあります。
ヘアカタログで似合う髪型を探すときに、自分の輪郭に似たモデルさんで似合っているスタイルを選ぶと、ハズレがないですね!
してみたい髪型が自分の顔型に合わない場合は、妥協しても良いところと、譲りたくないところを、カット担当の美容師さんに伝えて相談してみましょう。
きっと素敵にアレンジをしてくれるはずです。
新しい生活を気分良く始められるために、スタイルチェンジのご参考になればと思います。