最近はスマホの普及で下を向く機会が増えました。
40歳を過ぎると、ただでさえ重力にひっぱられて垂れやすい頬のお肉のたるみが、スマホを見続けるせいで助長されます。(泣)
また、この「スマホたるみ」だけでなく、同じ姿勢を続けていることによって、肩や首が凝り、目の疲れによって頭も痛くなったり…。かといって、スマホを全く見ないという訳にもなかなかいきません。
しかし実はこの「スマホたるみ」、ツボ押しでスッキリするんですよ。
今回は、ツボ押しで美容の悩みを解決!「スマホたるみ」を解消する方法についてお伝えします。
目次
ツボ押しで美容の悩みを解消できる理由は
「ツボ」は東洋医学で「気」「血」のエネルギーの通り道である経絡の要所である「経穴」のことで、関節や筋溝、腱上、腱下、骨淵、骨端、動脈や静脈の上、神経の上部に当たる部分など、全身になんと360余り存在します。
東洋医学では、「気」「血」「水」の3つが人間の生命活動に不可欠とされており、「経穴」をお灸や鍼で刺激する治療で、このバランスを整えます。
「ツボ押し」で美容の悩みを解消できる理由は「経穴」を指で押すことで、血流やリンパの流れをサポートすることができるからです。自分でツボ押しすれば、お金がかからず、いつでもどこでも自分で手軽にできるのが魅力です。
上手なツボ押しのコツ
ツボ押しは、強すぎても弱過ぎても効果は半減します。押し方を間違えると、効果が半減どころか、肌の負担になってしまうこともあるので注意しましょう。
上手なツボ押しのコツは、
①力の入りやすい親指の腹を使い、ツボに対して垂直に押す
②鼻から大きく深呼吸をして、口から息を吐くときにゆっくり、3秒くらい押す
④力加減は指で押して「痛気持ち良い」くらい
③やり過ぎは禁物。「気持ちいいツボを適度に。」
押す時に深呼吸を心がけることで、全身に酸素が行き渡るので、深呼吸はとても大事です。
また、ツボ押しが気持ち良いからと言って、やり過ぎると、後から揉み返しが来るので注意しましょう。
「スマホたるみ」を解消するツボは?
「スマホたるみ」を解消するのにおススメなツボには頬車(きょうしゃ)、下関(げかん)、四白(しはく)、地倉(ちそう)、巨髎(こりょう)、顴髎(けんりょう)などがあります。
気になるところを3秒くらい×5セット位、ツボ押ししましょう。
頬車(きょうしゃ)
頬車(きょうしゃ)は耳たぶの下、フェイスラインから人差し指1本分くらい内側にあります。下顎の角の上、歯を食いしばると筋肉が膨れるところです。
顔のむくみ解消、二重顎の改善、首筋や顎、頬のたるみにおススメのツボです。
下関(げかん)
下関(げかん)は耳の穴の前の頬骨の少し下で、口を開けるとへこみ、口を開けると骨がスライドして動く部分です。
小顔効果が大きく、ほうれい線の改善におススメのツボです。
四白(しはく)
四白(しはく)は黒目下のくぼんでいる部分から指1本下の位置にあります。
頬の周りの血行、むくみ改善・目の疲れ解消におススメのツボです。
地倉(ちそう)
地倉(ちそう)は口角の1センチ外側にあります。
ほうれい線の改善、むくみ解消におススメのツボです。
巨髎(こりょう)
巨髎(こりょう)は黒目の下で小鼻の横にあります。
頬のたるみやしわの改善におススメのツボです。
顴髎(けんりょう)
顴髎(けんりょう)は目じりのほぼ真下、頬骨のふちにあります。
頬のたるみや引き締め、顎の疲れにおススメのツボです。頬の高さを矯正してそろえる効果も期待できます。
まとめ
今回は、ツボ押しで美容の悩みを解決!「スマホたるみ」を解消する方法についてお伝えしましたがいかがでしたか?
「ツボ押し」で美容の悩みを解消できる理由は「経穴」を指で押すことで、血流やリンパの流れをサポートすることができるからです。
ツボ押しをする時は、親指で、深呼吸でゆっくりと息を吐きながら、痛気持ち良い強さで3秒くらい押します。
「スマホたるみ」におススメのツボはいくつかあるので、気になるところを3秒くらい×5セットくらい、ツボ押ししていきましょう。