美肌を叶えるための基本の「き」は洗顔です。洗顔の目的は、不要な皮脂汚れや古い角質を洗い落とし、洗顔後のスキンケアの馴染みをupさせることです。
肌は28日周期でターンオーバーし、新しい細胞と生まれ変わりますが、正しい洗顔法により、それを助けることができます。
日常的に、習慣としてなんとなく洗顔をしがちですが、間違った洗顔法を続けると、肌のバリアーを壊して肌トラブルを起こすこともあります。
今回は美肌を得るための正しい洗顔方法をご紹介します。
目次
正しい洗顔方法とは?
NGな洗顔方法
①冷水や熱いお湯で洗う
冷水で洗うと、毛穴が引き締まるように思えますが、一時的なもので、時間が経つと毛穴はまた開きます。冷水で洗うことにより、皮脂が固まり、毛穴に詰まった汚れを落としにくくなります。毛穴がふさがることで、その後のスキンケアの浸透が悪くなります。冷たい刺激により毛細血管が開き、赤ら顔の原因にもなります。
熱いお湯で洗うと、必要な皮脂を落としすぎてしまうので、肌が乾燥しやすくなります。乾燥肌が進むと肌のバリア機能が弱まり、外部からの刺激に過敏になりやすくなります。
洗顔の際は、ぬるま湯がおすすめです。
②ゴシゴシこすって洗う
肌をゴシゴシこすると、汚れがしっかり落ちそうなイメージがありますが、摩擦によりお肌の角質を必要以上に削り取ることになり、肌のバリア機能が弱まります。シワや、メラニン色素の沈着の原因にもなりますので、泡をクッションにして、やさしくなでるように洗いましょう。
③すすぎ時間が短い
泡をすすぐ時間が短すぎると、洗浄成分が肌に残り、肌トラブルの原因になります。20回以上、時間をかけてしっかりすすぎましょう。
④タオルでゴシゴシ拭く
タオルでゴシゴシ拭く摩擦の刺激は、肌にダメージを与えます。使い古したケバケバのタオルもNGです。ふわふわのタオルを、抑えるように顔に押し当て、水気をタオルに吸わせます。
⑤一日に何度でも洗う。
肌に脂っぽさを感じても、一日に3回以上洗ったら、洗いすぎです。過度な洗顔により必要な皮脂まで洗い流すと、肌の乾燥が進みます。肌は乾燥を補おうとして、さらに皮脂を出そうとするので、余計にべとつく感じになりやすいです。
Let's【正しい洗顔】
①手を洗う
手を洗うことで、手の雑菌を洗い流します。手は、思っている以上に汚れがついています。手に雑菌がついたまま洗顔すると、ニキビや肌荒れの原因になりやすいです。
②ぬるま湯で顔を洗う
冷たすぎず、熱すぎない35度くらいのお湯で顔を洗います。はじめにぬるま湯で洗うことで、毛穴を緩め、毛穴に詰まった汚れを落としやすくします。
③洗顔料をよく泡立てる
少量の洗顔料に、お湯を少しずつ加えながら丁寧に泡立てます。泡立てネットで泡立てても良いです。モコモコと弾力の泡になるまで、しっかり泡立てます。
④洗う順番
皮脂の多い部分からはじめます。はじめはTゾーンに泡をのせ、くるくるとらせん状に優しくなでてマッサージします。その次はアゴ、おでこです。頬は案外皮脂が少ない部分なので泡をなじませるようにのせ、皮膚のうすい目元や口元は泡をのせたらすぐに流す感じで大丈夫です。
④すすぎ
ぬるま湯で、20回以上、洗顔料のすすぎ残しの部分が無いように、しっかりとすすぎます。肌に馴染みの良い温度のお湯でしっかりとすすぐと、肌に適度な水分補給をすることもできます。
⑤タオルで拭く
清潔なタオルを、顔に押し当てて、水分を吸わせるように、顔の余分な水気をとります。この時、ゴシゴシこするように拭いてはいけません。
⑥3分以内にスキンケア
肌の内部が乾かないうちに、スキンケアをします。化粧水をつけて、乳液、クリームなどで保湿をしましょう。
洗いたての肌は水分を含み、柔らかくなっているので、化粧水やクリームが浸透しやすくなっています。
しかし、すぐに保湿をしないと、水分が蒸発しやすい状態なので、肌の乾燥が進みます。油分を補いフタをする事で、肌をしっとりと保つことができます。
オイリー肌の人も、サラッとした質感になる乳液やクリームを使って保湿をした方が、過剰な皮脂分泌を抑えることができます。
まとめ
今回は美肌を叶えるための正しい洗顔法のご紹介をしましたがいかがでしたか?
正しい洗顔法を続けることで、肌の正常なターンオーバーを助けることができ、美肌を得ることができます。
まず手を洗い、清潔な手で、ぬるま湯で顔を洗います。弾力のあるモコモコの泡で、皮脂の多いTゾーンから、アゴ、おでこ、頰、目元口元の順に洗い、20回以上かけてしっかりすすぎます。その後は3分以内にしっかりとスキンケアしましょう!
美肌を得ることで、若々しさを保つことができます。是非お試しください。